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アロンソが2021年F1に復帰すれば勝てるということを言ってるようですが・・・・
既に何回もアロンソには書いてきましたので、同じ事は言いたくありませんが、別な内容で少し書きたいと思います。
また、2021年復帰の気持ちとして”新鮮”な気持ちを取り戻しており云々と述べていますが、もう一度新たな気持ちでF1に取り組みたいという事でしょうが、覆水本に帰らず、アロンソが行なった発言や行動は永久に消える事はありません。

アロンソについての別な内容とは、
2015年のアロンソの年棒です。
その当時の年棒は、ずばり1位の3500万ユーロ推定。今のレート120円で、42億円になります。
この金額は、ベッテル(フェラーリ)の金額2800万や前年ワールドチャンピオンのハミルトン(メルセデス)の2500万ユーロをしのぐ超破格の年棒です。
いかにマクラーレンが超甘やかしていたかを物語る結果だと思います。

この超破格待遇は、2017年のホンダとの契約が終了するまで続きます。
ちなみに、2016年4000万ドル現在のレートで43億円。
この年は、ベッテルに抜かれますがワールドチャンピオンのハミルトン(3100万ドル)よりはるかに上。

2017年
ベッテル5000万ドル
アロンソ4000万ドル
ハミルトン3100万ドル

この年を持ってホンダは、マクラーレンと決別する事になります。
ただ、人間は愚かだという事をアロンソにも見る事ができます。

ホンダのマクラーレンの支援は、100億円+アロンソの年棒の半額という話があります。
いわばマクラーレンからの年棒は2000万ドルということになります。
それでも、2015年時のハミルトン年棒2500万ドルに比較して優遇されているのがわかります。
その優遇にさらにホンダの年棒補助があって超破格の4000万ドルになっています。

これは推測ですが、当初は超破格の金額という事を知っているので、レース中にマシンを押すというある意味とんでもない事(ホンダにとっては嬉しい事)を行なったアロンソですが、いつしかそのありがたみを忘れていったのだろうと推測します。
超破格の年棒は受け取るのが当たり前になっていく。おれはこの年棒を受けとるに足るレーサーであり、それとともに、ホンダPUの出力不足や故障の多さが不満になっていったのではと思っています。
それが、マクラーレン擁護、ホンダ批判につながっていく。

形の上で、マクラーレンはホンダを切ってルノーPUになったとされていますが、実際はマクラーレンは2017年の契約終了を目前にホンダに更なる契約更改を迫っていました。
本来の契約は、3年+延長2年。
その2年を3年にというのは、ホンダの援助がおいしいからというのが本音でしょう。
ですが、ホンダも相手を攻め立てるばかりのマクラーレンと組むつもりはうせており、新たなパートナーを模索していました。
それが、2017年度のイギリスGPのときのマルコ(レッドブル)と山本氏(ホンダ)の秘密ミーティング。
結局、マクラーレンは対面を保つかのようにホンダに先立ち、解消を発表したというのが真実ではないでしょうか?

ちなみにアロンソの2018年(ホンダとの提携終了後)の年棒は3000万ドルと1000万ドルダウンです。
これでも、破格の4位の座にいます。
上は、ベッテル、ハミルトン、ライコネンとトップ3チームのエース級です。
Bチームのアロンソがもらえる年棒をはるかに超えています。
2017年のマクラーレン予算583億円、2018年予算 328億円 260億円の減少です。
アロンソの2000万ドルは去年までホンダ負担ですが、2018年度はマクラーレン負担。
マクラーレンもチーム事情を考慮すると厳しいはず。
それでアロンソの減俸につながったと見ています。
それでも、これもおそらくですが、1000万ドルのダウンをのんだアロンソは不本意であったはず。
”この俺様が何で減棒なんだ”位に思ったと思います。
これがマクラーレンとF1を休業する大きな要因になったのでは・・・・。
一時F1を離れて箔をつけるトリプルクラウンを達成すればいいし、俺にどこかが高額年棒でオファーが来るかもなどとお花畑状態になっていたと推測します。

その休業の間にガスリーの不振につけ込みレッドブル入り等を狙いました。
現に、レッドブルにリバティメディアを介して売り込みをかけていたのは事実ですが、自身の行いが災いして頓挫。
本人はとぼけていますが、マルコやニューウェイが明かしています。

また、いつでも戻れるあるいは滑り止め程度に考えていたであろうマクラーレンも体制が変わり、アンドレアス・ザイドルがマクラーレンの改革を行い、レースで実績をあげるとともに2020年のシートをサインツ、ノリスで早々に固めました。
2020年に入りマクラーレンのアンバサダーが解消され、関係性がなくなりました。
ここで少し目が覚めたように思います。

パリダカも参加して、凡庸な結果に終わり、唯一の成果はル・マンの連覇ですが、強いワークスがいない中での連覇といってもマスコミに取り上げられる事もなく、インディ500も参加を表明していますが、マクラーレンが手を引けばどうなるのでしょう。
この時点で完全に目が覚めざるを得なかった、そしてこれが冒頭の”新鮮気持ち”発言になっているのではと思います。
100万ドル出せばいくらでもいる若手の中で、少なくとも3000万ドル以上望むであろうアロンソがはいれる隙間があるのでしょうか?
新鮮な気持ちになるのがまさに”遅きに失した”という感じです。
おつかれさま!

参考:F1-Gate.com