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2020年度は、現在のレギュレーションで行われる最後の年。
各チーム勝利を狙っていると思いますが、特にトップ3チームは欲求の度合いもそして現実的な実現度も高いと思います。
勝って名誉と分配金を多く得たいという事は置いておいて、トップ3の勝ちたい欲求要因について傍から見てて感じることを書いてみたいと思います。

メルセデスAMG
すでにコンストラクターズチャンピオン6連覇を達成しています。
この記録は、長いF1の歴史でもタイ記録です。
ちなみに、もうひとつのチームはフェラーリです。
2020年度にメルセデスAMGが仮に優勝すれば初の新記録7連覇達成チームになります。
それと、個人のタイトルでハミルトンは6回のワールドチャンピオンです。
仮に2020年度チャンピオンになれば、7度のチャンピオンとなりシューマッハと並ぶことになります。
また、優勝回数もハミルトンは84勝と91勝のシューマッハに迫っており勝ちたい大きなモチベーションになると思います。
メルセデスAMGは2021年以後も継続するのかどうかの意思表示をしていませんが、仮に売却するにしろ継続するにしろチーム7連覇という偉業はプラスになってもマイナスにはなりません。
という事でなお一層精力的にレースに向かうと思います。

一方マシンや取り巻く環境はどうなのでしょう。
PUに関しては、メルセデスとフェラーリはわずかに頭抜けているように思います。
シャーシもW10はポンコツと揶揄されながらコンストラクターズチャンピオンになるのですから、W11も相当なパフォーマンスを持つものと思います。
ドライバー陣もチャンピオンのハミルトンとボッタスのコンビ。また今年も強さを発揮するでしょう。
また、レースの戦略スタッフも優秀で瞬時の判断も的確に行いますので一番安定感があるのは否めないと思います。
ただ2019年度と違うのは、2019年度の開始当初はタイヤが0.4mm薄くなった事とフロントウィングの変更に各チームが戸惑う中、前季タイヤの放熱に苦しんだメルセデスAMGが有利にレースを進めることができました。
結果、メルセデスAMGの緒戦8連覇は、メルセデスAMGが大いに有利になったと思いますが、2020年度はタイヤも同一でメルセデスAMGに利するものはありません。
昨年のような快進撃はないと思います。

フェラーリ
フェラーリは、2008年以降コンストラクターズチャンピオンはありません。
2020年は、王者奪回それのみでしょう。
2019年は、3回の優勝がありましたが、カナダGP、バーレーンGP、オーストリアGP等もっと優勝できていてもおかしくないレースが結構ありました。
そこを着実に取りにきたら怖い存在になると思います。
2019年、チーム内で大きな問題になったのはベッテル中心のチーム運営だと思います。
2020年は、ルクレール主導でレースを行うようになれば手ごわい存在だと思います。
PUに関しては、地力はありますが2019年夏休み以後の予選時の謎の速さはなりを潜めましたので一応安心しています。
マシンの方向性については、後半にマッティアビノットもダウンフォースを一層かける方向で進むと明言していましたので、今季以上にダウンフォース重視のマシンになるのではないでしょうか?

レッドブルホンダ
レッドブルホンダとしては、年間チャンピオンとフェルスタッペンの最年少ワールドチャンピオン奪取が悲願でしょう。
大いに期待が持てると思います。
前半苦しんだタイヤの熱いれ問題や空力問題も後半には解決し、安定的な力を発揮しています。
それにマシントラブルが少ないこと。
高地でのレースに強いこと。
雨天のレースに強いこと。
ピットワークが速いこと。
アルボンもプレシーズンからRB16に搭乗できること。

フェルスタッペンが前季と同様のパフォーマンスを発揮し、スタートのトラブルが少なくなり、ホンダのPUがもう一伸びできてアルボンが表彰台に上れるような活躍ができれば、間違いなくレッドブルホンダは互角以上の戦いができると信じています。