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2019年のF1、あとからわかったことを含めて改めてみてみましょう。
既にきまった結果ですが、違った見えかたや謎も消えるかもしれません。
今回は、レッドブルホンダが今季2回目の優勝を飾った第11戦ドイツGPを見てみましょう。

今までの状況
第11戦まで、ポールポジションをメルセデスAMG以外が取ったのは、第2戦バーレーンGP、ルクレール(フェラーリ)、第7戦カナダGP、ベッテル(フェラーリ)、第9戦ルクレール(フェラーリ)でした。
それ以外は、メルセデスAMG勢のポールとメルセデスAMG勢の9戦優勝、2位7回、3位2回となっています。
フェラーリ2位3回、3位6回、レッドブルホンダ優勝1回、3位2回となっています。

2019年 第11戦ドイツGP 

予選
1 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:11.767
2 M.フェルスタッペン レッドブル 1:12.113
3 V.ボッタス メルセデスAMG 1:12.129
4 P.ガスリー レッドブル 1:12.522
5 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング 1:12.538

予選3強の力関係(上記のタイムから)
メルセデスAMG 1000
レッドブルホンダ 995
フェラーリ -

予選の状況
ホームレースのメルセデスAMG、予選1回目はルクレール(フェラーリ)に1番手を採られましたが、予選2回目、3回目はハミルトン(メルセデスAMG)が1番手。
予選3回目のハミルトンとフェルスタッペンの差も0.346秒と少し開いています。
フェラーリは、絶不調の予選です。マシントラブルでベッテルは、予選1回目でタイムを刻めず、ルクレールは予選3回目進出ですが、3回目のタイムは刻めませんでした。

決勝
1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:44:31.275
2 S.ベッテル フェラーリ +7.333
3 D.クビアト トロロッソ +8.305
4 L.ストロール レーシングポイント +8.966
5 C.サインツ マクラーレン +9.583

決勝3強の力関係(上記のタイムから)
レッドブルホンダ 1000
フェラーリ 999
メルセデスAMG -

決勝の状況
今回は雨の為にセーフティ先導で決勝が始まりました。
フェルスタッペンはスタートで4番手に順位を落としますが、すぐに3番手に順位を上げます。
31周目にトップにたちます。ピットに5回はいるというあわただしいレースを制しました。
2位にはベッテル(フェラーリ)、3位クビアト(トロロッソ・ホンダ)というホンダのPUがダブル表彰台。
ハミルトンは予選1番手でスタートしましたが、タイヤ交換で順位を落とす中、53周目のコースオフでマシンを傷めたようで11位でチェッカーフラグ(順位繰上げで10位)。
3番手で出たボッタスは56周目にクラッシュでリタイヤ。
20番手でスタートしたベッテルが2位という波乱のレースでした。
メルセデスAMGのホームレース、ハミルトンの10位、ボッタスのリタイヤ、散々のレースであり、雨のレースでは強いレッドブル、フェルスタッペンを見せたレースでした。

検証(イギリスGP~ドイツGP)
レッドブル・ホンダは、前戦イギリスGPベッテルのフェルスタッペンへの追突の話題がが多くなっています。
また、不振だったガスリーが4位になれた事で復活のきっかけになるのかという話題もありますが、ガスリーがチームオーダーを無視した記事もあります。再三の支持を無視し最後はクリスチャン・ホナーが指示し従ったという記事があります。これも、トロロッソ降格の布石だったのかも知れません。
そんな中、イギリスGPフェルスタッペンのターボラグについて根本的な問題ではないものの重要な問題と田辺氏がコメント。
イギリスGPでピットストップ1.91秒の最速を記録した記事も。
総合的には、フェラーリと戦えたというのが大きなニュースのように思います。
番外編の少し驚きの記事は、エイドリアン・ニューウェイがオーストリアGPでアロンソが交渉を行いレッドブルに加入寸前であった事やアロンソとベッテルが組んでいたら”セナとプロストのようになっていた”と語っている事です。

メルセデスAMGは、イギリスGPの少しオカルト的な記事があります。
それは、ハミルトンの最速ラップの件。32周のオールドタイヤでファステストラップを記録した事。なんででしょうね。
また、ドイツGPがモータースポーツ125周年ということでW10が特別のカラーリングになることがアナウンスされています。

フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットは、イギリスGPでのレッドブルとの接戦を終えて、レッドブルと拮抗しているし、セカンドの座を奪われかねないとコメント。
イギリスGPでフェルスタッペンに追突したベッテルには、引退をにおわすようなニュースが続いています。
ルクレールは、レースペースではレッドブルが勝っているとコメント。

前回のイギリスGPでのベッテルの追突は、今回のドイツGPでも予選でマシントラブル、グリッド20番手という状況はベッテルの絶不調は継続しているのかもと思われました。
逆に、前回優勝のメルセデスAMG勢は、この勢いを駆ってこのドイツGPの優勝を狙っています。
結果は、誰が予想できたのでしょうか?
優勢と思われたメルセデスAMG勢は表彰台に姿はなく、ホンダ勢がダブル優勝、それも一番高いところにフェルスタッペン、3位にクビアト。
2位に前回追突で20番手からスタートの調子がいまひとつのフェラーリのベッテル。
衝撃の結果でした。